言語行動について思こと

11月14日

こんにちは。きっずびーです。

言語行動についのお話です。私の個人的な思いが多いのかもしれません。

ご了承ください(*^。^*)

言葉の意味を考える

我が子には挨拶のできる子になって欲しいと親ならば思う事の一つですよね。

私が自分の子どもに絶対にやらなかったことを今回はお伝えしたいと思います。

私に3人子どもがいますが、そのうちの一人は発達障害と診断を受け生きづらさを抱えています。

もうすぐで成人になる我が子は「ありがとう」「ごめんなさい」の恐怖に怯えながら生活をしていました。

とても過敏で繊細な子なんです。Instagramの投稿にもお伝えしましたが、過敏な子の情動の育ちは

悲しみ苦しみなどマイナスな思考に育ちやすいのです。そう二次障害になりやすいんです。

発達障害は日本でもかなり知識が広まり受け入れてもらえる場が増えたなぁと感じています。

娘が幼少のころは、まだまだ認知度が低く、ワガママと言われ、私も何度も頭も下げたことを覚えています。

過敏な娘は場面緘黙もありました。「おはよう」と言われてると下を向く、誰かとぶつかったときにビックリして

下を向く。その度に「どうしてぶつかったのに何も言わないの?」と。。。言わないのではなく緘黙があり言えなくなるそうです。

毎日のように「おはようは?」と先生やお友達に言われ、「ぶつかったら何ていうのかな?」

「手伝ってもらったら何て言うのかな?」そんな毎日です。

 

想像してみてください。こんな言葉のシャワーで子どもの【伝えたい言葉】は育つのでしょうか?

私は娘に「ありがとうは?」「ごめんなさいは?」「こんなときなんて言うの?」を言ったことがありません。

そのかわりに、どんな小さなことでも「ありがとう」「ごめんなさい」を伝えています。

そして20歳前の娘に会うたびに「可愛いね」「あなたは最高の娘」と親バカ全開です。

辛くて外に出られない時期もありましたが、今は外に出て「ありがとう」「ごめんなさい」を

素直に言えています。

自分の子が「ありがとう」「ごめんなさい」を言えなかったらお母さんお父さん、先生やお友達が

「ありがとう」「ごめんなさい」をたくさん伝えてあげてください。

なぜなら、言葉は言語行動なのです。

言語の機能

言葉にはそれぞれ機能があるんです。「ありがとう」「ごめんなさい」は報告言語(タクト)と言語間制御(イントラバーバル)

この二つの機能が重なっています。

*報告言語(タクト)・・・見て感じで思わず出る言葉(あっ!トンボだ・疲れたぁ。など)

*言語間制御(イントラバーバル・人と人との間で起こる言語行動の交換(これどうぞ⇒ありがとう。おはよう⇔おはよう)

 

「こんなときなんて言うの?」この機能は要求言語(マンド)です。

「こんなときなんて言うの?ありがとうでしょ」「ありがとうは?」これおかしくないですか?

本来、「ありがとう」は、本人が感じて『伝えたい』、『言葉を交換したい』ことによる報告言語と言語間制御です。

だからその言葉の機能を考えてからお子さんに教えていきたいものです。

 

今日はここまで☺