こんにちは!児童発達管理責任者のぐです。
気温がグッと下がり家族みんなでお鍋を囲む季節になりましたね☺
お箸を使うことは、日本の食事と切り離せない文化の一部です。しかし、お箸の正しい使い方を身につけることは、簡単ではありません。ここでは、お箸を上手に使うための具体的な方法と、その前に必要な手の発達について詳しく解説します。
予測的な手の構え
足や腕やバランスなど大きな動きから細かい動きへと発達していきます。
手であれば、肩→肘→手首→指先になります。
- 片足立ちが3~5秒前後できる (3歳前後で2秒・4歳前後で3秒・5歳前後で5秒)
- ボールを相手に対して投げられる
- 型はめができる
- 中身を見なくても感覚で物が探せる
- 紙をちぎることができる
- 対象物に合わせて包む、握る、摘むなどができる
道具を扱う手
これらの手の発達と予測的な手の構えができていれば、お箸という道具を扱う手が形成されます。しかし、スプーンやお箸が苦手な場合、その道具の練習ばかりすることは間違いです。なぜなら、対象物に対して「これは何?形は?素材は?硬さは?」などの知覚に未熟さがあるからです。
練習よりも色々な体験遊びが大事
そのため、お箸の使い方を身につけるためには、練習よりも色々な体験遊びが大事です。つかまえる、つまむ、まわす、つかむ、たたく、かける、にぎるなどの動きを子ども自身が行い、知覚していくことが大事です。これにより、身体全体の動きから指の動きへと発達します。
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お箸の使い方を身につけるためには、まず、お子さんの手の発達状態を知り、まだ早いかな?と感じたら練習ではなく
色々な体験遊びを通じて、お箸を使うための手の動きを身につけていきましょう。